Hakell 導入
はじめまして、まだまだぴよぴよのエンジニアです。
経歴からいうと、大学では機械工学科で学び、材料力学を得意としてました。ただ画像処理をしてみたかったので、研究室では医療系の画像処理の研究に携わり、プログラマ人生がスタートしました!!!!現在は精密機械メーカーでプログラマをやってます。
主にC言語を業務では利用し、最近Haskellを勉強し始めました。
動機としては
からです。
ということで、まずは環境作りから始めました。
の順で説明します。OSはUbuntu14.04です。
1.Haskellのインストール
まずはHaskellをインストールします。
$ sudo apt-get install haskell-platform
このコマンドで以下を一括でインストールできます。
- GHC コンパイラ
- GHCi 対話的インタプリタ
- GHC ランタイム
- Cabal ライブラリ管理ツール
- Haddock ドキュメンテーション・ツール
- GHCi debugger
- Happy parser generator
- Alex lexer generator
- hsc2hs foreign language bindig tool
- GHC profiler
- Haskel Code Coverage
ghcはhakellで一番使われるコンパイラとインタプリタ(ghci)です。
2.パッケージ管理ツール(stack)のインストール
次にHaskellのパケージ管理ツールであるstackをインストールします。
sudo apt-key adv --keyserver keyserver.ubuntu.com --recv-keys 575159689BEFBh442
echo 'deb http://download.fpcomplete.com/ubuntu trusty main'|sudo tee /etc/apt/sources.list.d/fpco.list
sudo apt-get update && sudo apt-get install stack -y
stack setup
ubuntuでいうapt-getみたいなものなのかな?
stack path
でstackに関するPathが表示されます。
3.エディタ(vim)の導入
最後にエディタを導入します。僕は普段エディタはvimを使うので、vimをこれからもvimを使った説明をしていきます。vimをいれたい人は以下のコマンドでインストールしてください。
sudo apt-get install vim
これでhaskellを動かせます。試しに与えた引数の約数を求めるプログラムを動かしてみます。sample.hsと書いてみてください。
vim sample.hs
ここに約数を求めるfactors関数を記述していきます。vim初めての人は上のコマンドを実行した後,「i」を押して以下のソースを入力します。
factors :: Int -> [Int]
factors n = [x | x <- [1..n], n `mod` x == 0]
入力後、「Esc」→「:wq!」の順で入力していきます。vimについては後日書いていきたいと思います。
ghciを立ち上げて
ghci
以下のコマンドを実行します。
:l sample.hs
これで先ほどのfactorsがロードされました。
factors 10
とすると、[1,2,5,10]という結果が返ってきます。確かに、この4つの数字は10の約数ですね。
プログラムを動かすところまでできました。では、また!